元博報堂のコピーライター:佐々木圭一さんの本「伝え方が9割」です。
「元博報堂」と聞くと「スゴい人なんだろうな。そんな人の言うことを理解できるのだろうか」と読む前に感じましたが、全くもって心配ありません。
さすがコピーライターさん、最後まで楽しく一気に読めました。
(心を掴むのも上手いんです。
「新入社員時代はとにかく漢字が書けなかった」「博報堂の『博』の字の点があるかどうかも分からないくらい漢字がかけなかった」と言います。「あ、私と一緒だ!」と思ってしまいました。笑)
「心を動かすコトバには法則がある」と言います。
例えば…
「デートしてください」は
→「驚くほど旨いパスタの店があるんだけど。行かない?」【好きなこと】「芝生に入らないで」は
→「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」【嫌いなこと回避】「この領収書落とせますか?」
→「いつもありがとう、山田さん。この領収書落とせますか?」【感謝】「あなたが好き」
→「嫌いになりたいのに、あなたが好き」【ギャップ法】
……などなど。
伝え方一つで「確率0%」が「アリ」に変わるんです。それを【技術】として教えてくれています。
確かに「驚くほど美味しいパスタ行こっ!」と言われたら行くに決まってますよね。笑
「伝え方は9割」ではなく「9割8分」ぐらいじゃないかって思えてきました…。
早速実践します