20代の頃の苦い想い出。予想して仮説を立てて行動する

 

大きな台風がくるとたまに思い出すことがあります。
かつてNHKキャスターをやっていた時のこと。お昼前の生活情報番組では、2分55秒で県内の天気をお伝えするコーナーがありました。

 

近隣の県の注意報・警報、波の高さを伝えた後、県内10箇所(だったかな?)のお天気をスライド形式で伝えます。

(外に設置されているカメラで「現在の県内各地の様子」を映しながら、下の文字だけがスライドでパンっと流れてくるスタイルです)

 

こんな感じ。

「県内全域晴れ!降水確率も午前午後ともに0%!」という日は、はっきり言って喋ることがなく(苦笑)最後の週間天気を長めにたっぷり言います。(←これが時間調整)

しかし台風の日は、原稿欄がみっちり埋まっています。

最初から丁寧に読んだらどんなに早口でも10分以上かかります。

なのに!

 

新人の頃の私は、バカ丁寧に最初から読もうとし、途中タイムアウトで、アナウンス部長にたっぷりお叱りを受けました。
(↑ 生放送です)

 

泣きそうな早口で県内の天気がアナウンスされている途中、バサっと画面が変わり、いきなり全国のニュースに飛んだので見ている方もさぞびっくりしたでしょう。昔の話ですがお詫びします。

ちなみに、
NHKでは「今日のお天気はご覧のとおりです」が使えません。(視覚障がい者の方の為にこの文言はご法度)

 

あらかじめ予想を立てて行動することが超・苦手だった私は、考えることを放棄していました。

 

今なら
「この原稿ボリュームでスライド方式は無理です。別の方法で伝えましょう」と提案しますが、そんな思考は1ミリもなく「早口で喋ればなんとかいけるんじゃない?」的な考えをもった典型的な思考弱者でした。

あ~~恥ずかしい。
たまにこのことを思い出すと涙目になります。

予想して仮説たてて、積極的に提案する。あとで泣かない為にも大事なことです。

 

それにしても若かったな~、私^^;;