[司会]事前のリサーチ(エピソード収集)が大事[MC]

式典やイベントのMCをする時、出演者の方に最初にご挨拶に伺います。その際、私は必ず少し時間を頂いて、出演者の「エピソード収集」をやっています。

 

例えば、来賓挨拶や乾杯をする方に対して
「主催者とはどういう関係か」
「特別な思い出はないか」
「最近どんなことをお話したか」などを尋ねます。

 

そうすると
「ご祝辞を株式会社○○の代表取締役●●様より頂戴いたします」という普通の紹介ではなく、「ご祝辞を株式会社○○の代表取締役●●様より頂戴いたします。△△とは創業以来、公私に渡って大変お世話になっている方でございます」
「【ただの肩書+お名前】だけでない紹介」ができます。

 

もし、何かのトラブルで時間を繋がないといけない時でも、そのエピソードをまとめて数秒話すだけでも場がしまり、間延びしたような空気にはなりません。

 

フリーアナウンサー生島ヒロシさんも著書の中でこうおっしゃっています。

さすが!と言われる司会・進行実例集
生島ヒロシ

私が司会をするときは、インタビューはつきものと言っていいくらいです。

(中略)

当事者の生の声を聞かせることで、場の雰囲気が一気に盛り上がるからです。

インタビューというと高度なテクニックのように思われるかもしれませんが、 けっして難しいことではありません。

事前に当事者と話をして面白そうなエピソードを仕入れておき、本番でその話をもう一度当事者から引き出すのです。

 

事前に何か1つでも話題を仕入れると、司会者の言葉には奥行きが増し、心に余裕ができます。

 

福岡・大分の日韓2ヶ国語MC:生野貴子でした♪

 

takako

福岡在住のフリーランス。お酒好きさん、韓国好きさん、仲良くしてください♪好きな言葉は「ハッピーアワー」。本業はコンテンツ制作・企業研修・イベントセミナー企画運営・司会MC(日韓2か国語)|YouTube釜山福岡のグルメスポット紹介|IT企業の広報・PRも担当しています。