私は普段は全くテレビを観ませんが、「another sky」という番組は好きでたまに観ます。毎回、綺麗な外国の都市が出てきてウットリします。
スペインのトレドという街での、林家たい平さんのお話が興味深かったのでここに書きますね。
高校の時、美術の先生に
「毎日絵が見られる訳でもないし、毎日お芝居を観られる訳じゃないから、細やかなことで感動する心を養っておけ」と言われた
日々の生活の中で「これは本当に綺麗だな」とか感じたことを、お腹に溜め込んでおけば、今度は人を感動させる側にまわった時にその感動で人も感動させられる
最近の私は、どこかに行っても、何かに触れても大きく感動するということがなかったのです。
「これはマズイ。感動する心がなくなってる」と自分の中のアラートが鳴っていました。
確かに毎日ディズニーシーに行ける訳じゃない
毎日、博多座でお芝居を観る環境にはない。
激しい感情や感動は、待っていても日々の生活の中にはなかなか出てきません。
しかし、「小さなことに感動する心を持とう」と思うだけで(このことを頭の片隅に入れておくだけで)そこから見える風景が変わってきます。
小さな変化に気づき、心がほわっと温かくなります。心掛けるだけで、こうも変わるんですね。
私も小さな感動をいつでもどこでも見つけられる人間になりたいです。