生島ヒロシさんの司会進行の本を読んでいて、「うわ~、懐かしい。かつての私だ!」と思ったエピソードを一つ。
スタジオを飛び出し、外からリポートを入れる「中継」。
ラジオでは「今、自分や周りがどんな状況なのか」について主観と客観を上手にミックスさせながら丁寧に表現することが求められます。
私は主観を表現するのが下手っぴで
「では、これから○○しようと思います」を連発していました。
「~思います」というホワっとした表現をすることで、なんとなくリズムと取っていたのと次のコメントを考える時間稼ぎのようなものでしたね。
例)
「ではこれから頂きたいと思います(食レポ)」
「入ってみたいと思います」
「お話を伺ってみたいと思います」
などなど。1度使うのはいいのですが、これが多用されるとシツコイんです^^;;
これでめちゃめちゃ怒られていました。
生島さんがここに書かれているよう、話し手(司会者)の「気分」で進行されているような印象を与えます。
素直に
「いただきます」「入ります」「お話を伺います」でいいのです。
皆の前で司会をなさる方は是非ともスマホでご自分の進行を録音して、こんなクセがないかチェックしてみてくださいね♪
福岡・大分のMC、日韓2ヶ国語司会の生野貴子(しょうのたかこ)でした。