2022年12月オープンの「010 BUILDING」。その中でも「これまで福岡にはなかった《食とエンタメの融合スポット》」として話題の「THEATER 010(シアター010)」。
SNSでTHEATER010についての記事をチラッとみかけるたびに
これは行きたい!行かねば!
…という思いと
でも…なんだか怖いかも……大丈夫かな?
なんて思いが交差し、気後れしていましたが、今回「えいや!」と潜入してみました。
キャナルシティ博多の道挟んで向かいに突如現れる存在感アリアリの建物
キャナル横の道を歩いているといきなりあらわれる近未来っぽい建物。
「あれ?ココなんだったっけ?駐車場だったかな?」と新しいハコモノが建設されるたびに溢れでる疑問をご多分に漏れずここでも抱く。
宇宙を感じる何かに包まれたような不思議な外観です。
螺旋のエネルギー体をイメージしたという印象的な外観は存在感バツグンで、妖艶な“スカーレットレッド”がオトナの夜を演出する。
https://ignite.jp/2022/11/465203/
国や文化の枠を超えたコラボレーションを体現する「010 BUILDING」は、NASA火星住居プロジェクトなどで入賞経験のある、ニューヨークの建築ユニット「CLOUDS AO(クラウズ・アオ)」がデザインを担当。
なるほど。NASAのプロジェクトに関わった人達がデザインしたからこうなんですね。
中に入るとこれまたブッ飛んだ
建物は3階建てです。
西中洲の名店「Goh」の福山剛さん(福岡のグルメ通にお馴染みですよね。「アジアベストレストラン50」にも度々選出された素晴らしい実績!)と、同じく「アジアベストレストラン50」に4度の1位に輝いたキャリアをもつガガン・アナンドさんがタッグを組んだ初めての実店舗。
2F「THEATER 010」
従来の演劇鑑賞スタイルではない「イマーシブシアター(Immersive Theater)」と呼ばれる話題の体験型エンターテイメントを楽しめます。
3F「BAR010」
博多のネオンを眺めながら、世界一のバーテンダー金子道人さんプロデュースの味を。
足を踏み入れると夢か現実か?異次元すぎてクラクラする世界が広がっていました…。
上にはVIP席があります
良い席で観たい時は事前の予約がオススメです!料金は以下の通りです。
席につくやいなや、いきなりショーがはじまった
スタッフさんに案内され、席につきメニュー説明を聞いていたら、いきなりショーがはじまりました。
「あとで説明しますね~」とスタッフさんは笑顔で一言残し、一旦オーダーは中止。観客は皆、ステージに集中します。
美しい幻想の世界が目の前で繰り広げられます。(フラッシュをたかなければ写真撮影OK。動画はNGです)
ショーは20~30分毎にあります。短く(5分10分ぐらい?)テンポよくステージ展開されるので、ショーも会話も楽しめるような構成です。
THEATER010のようなステージ展開を「イマーシブシアター(Immersive Theater)」と呼ぶそうです。
イマーシブシアターとは?
2000年代にロンドンから始まり、以降ニューヨークを中心に注目を集めている体験型演劇作品の総称。伝統的に「観客が客席に座り、ステージ上の演者を鑑賞する」ものであった演劇を、「観客が自ら行動し、 演者と同じ空間に同居しながら物語の一部として作品に参加する」形式へと転換し、綿密な空間設計や五感を刺激する演出を通じて、観客を物語世界に深く没入させることを特徴とする
イマーシブシアター wiki
という訳で、お酒、お酒!フードは1階のGohGanのものが味わえます。
写真はバエません。笑
しかし、かなり美味しいです。
ハイボール、カクテルは1,500円前後。
次々と楽しいショーがあり、お酒も進みます。
キャストの皆さんが気軽に声をかけてくれてこれまた楽しい。外国人のキャストさんもいますが、皆さん日本語ペラペラなので安心してください。
こちらはアメリカ帰りのモエちゃん。こんな可愛いポリスなら捕まりたい。
モエちゃんが教えてくれましたが、週末は有名な方がステージを盛り上げているそう。
オープンして2度、大沢伸一さんが来たそう。MONDO GROSSO~
この曲、知ってる方多いのでは?これが大沢伸一さんです。もう23年前!
クラブシーンに詳しくなくてもOK!ノンアルでも楽しめる
こういう「イケイケ」のところは気後れしがちですが、予約サイトには「ドレスコードはありません。お好きな服装でお越しください。」と書かれています。私もフツーの服でいきました。
また「お酒飲まないといけないのかな」と思う方もご安心ください。ノンアルドリンクもあります。
予約なしでフラッと行っても、もちろんOKですし、コースでなければ特に時間制限はないので、早めに入って美味しいお酒と共にステージを楽しむのがオススメです(私のような酒飲みさんは特に。笑)
博多であって博多でない。とっても不思議な時間と空間
大興奮のままお店を後にしました。
なんだか海外旅行をした後のような、異文化に触れた感覚。面白いです。
これから福岡の新しいカルチャーとしてどんどん発展していってほしいと思いました。また行きます~
📍福岡市博多区住吉1丁目4-17
092-600-9207