これまで韓国向けインバウンド、アウトバウンドをお手伝いする時、何とも言えない「モヤモヤとした感情」をずっと抱えてきました…
「山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由」
二宮謙児 著
著者の二宮さんは、私が感じてきたものを桁違いに「深く」「強く」感じてこられた方です。あまりの共感に、タオル片手に泣きながら読破しました。
(ちなみにこちらの本はドラマチックな人間模様を描いた小説ではありません^^; 淡々と二宮さんが実践されてきたことが書かれています)
私が感じたことは山程あるのですが、ちょっとまとめると…
二宮さんや山城屋さんを「素敵!」と思った点
・新しいものに取り組む際には周囲の抵抗があるけれど、それでも臆せずチャレンジし続けている
・SNSはもちろん、最新のIoTをお部屋や予約システムに取り入れ「ただの田舎の旅館」に留まっていない
・[適正利益]を追求している
・自分のところだけで終わるのでなく、APUの学生や自治体、公共交通機関など周りに働きかけ、地域全体で盛り上がろうと常に動いているところ
・日本らしい「優しさ」「おもてなし」が全ての取り組みのベースにあるところ
「私が求めていた答えがすべてあった!」と感じさせてくれるような本でした^^