アナウンス学校のスクール生時代、
よく先生から言われていたのが
「語尾を下げろ」
でした。
[例]内閣府の有識者検討会は↑公的年金の受給開始年齢を↑70歳より後にできる仕組みづくりを盛り込んだ提言の骨子案をまとめた↑
行末の語尾をちょっと上げ気味で読んでみてください。
いかがでしょうか。
更にこれが「語尾伸ばし気味」だと
輪をかけて幼い感じがします。
輪をかけて幼い感じがします。
「それで~私がぁ~」とギャルっぽい感じです。
「こんな話し方する人あまりいないよ」
「ましてや自分がこんな話をするなんてありえない」とお思いの方。
意外と男性でも語尾は上がるんですよ。
どんな時に語尾が上がるのか
例えば、ウキウキな気分で話す時、
老若男女、みな語尾が上がり気味になります。
これは「嬉しい!」という雰囲気が言葉からも伝わってきてとても良いですね。
また、少し不安な場面。
(突然、人前で喋るようになったり、プレゼンを頼まれたりした時)
しどろもどろでつい語尾があがる、ということもあります。
ご自分が意識していないだけで、語尾が上がってしまうシーンは多々あるんです。

「ここは信頼できる印象を与えたい」
「言葉に説得力を含ませたい」
そんな時はとことん!語尾を下げましょう。
下げて下げて下げまくりです。
下げて下げて下げまくりです。
語尾を下げ、更にキーも下げる
また声の高さ(キー)も下げると更に説得力が増します。
ニュースステーションで久米宏さんが小宮悦子さんに
「とにかくキーを下げろ」といつも口酸っぱく言っていたそうです。
(古い例で恐縮です)
小宮悦子さんと言えば、低めの落ち着いた声のイメージがありますよね。
それは意図的につくられたものなのです。
それは意図的につくられたものなのです。
私も商談の際は、敢えてキーを下げ優しく喋るようにしています。
女性は特にキーが高いと説得力にかけるのでこの方法はお薦めです。