6時間睡眠を10日続けるのと大量飲酒は同じくらい認知能力が低下している

 

ここ2ヶ月、ショートスリーパーに憧れて睡眠時間を5時間程度にしていました。
(通常は8時間ぐらいの睡眠を欲する体質です)

いろんな人と会いたいし、仕事したいし、本読みたいし、飲みに行きたい。
…となれば睡眠時間を削るしかないですものね。

 

その結果どうなったか。

 

「なんかいつも眠い」
「寝ても疲れがイマイチとれていない」
「朝は根性で起きる。 そうしないといつまでもダラダラ寝てしまう」

という日々が続きました。

日中のパフォーマンスが落ちている。「これはダメだ」と思い、こちらの本を読んでみました。

 

「寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる睡眠の本」梶本 修身 著

 

本記事のタイトルにも挙げていますが、この本の中にこのような記述があります。

ヴァンドンゲンらによってペンシルバニア大学とワシントン州立大学で
行われた研究では、6時間睡眠が10日を越えると、徹夜明けと同じくらい認知能力が低下するという結果が出ています。

徹夜した場合の作業能率は、酎ハイ7~8杯分飲酒した状態よりも悪化するので、6時間睡眠を10日以上続けると、大量の飲酒をしている状態と変わらないということです。

※本書の中では確かにショートスリーパーの存在も認めており、短時間でも質の良い睡眠が取れている人がいることを記載しています。

 

なんと!
私は毎日酔っ払って仕事してるのと同じくらいの認知能力の悪さだったんです。
かなり納得。

 

では6時間睡眠の人が7、8時間眠れば良いかというと、そういう訳でもなく、「前日までの疲れを完全に回復させる眠り」をするのが大事とされています。時間は本当に人それぞれなんです。

 

 

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目次

疲れで悩んでいるなら睡眠を極めよう

 

「質の良い睡眠」=「前日までの疲れを完全に回復させる眠り」を取る為の良い習慣が紹介されていますが、私が実践してみたいものを記載します。

 

「入眠時間より起床時間を統一する」
ヒトの体内リズムを整えるのが大事。
眠る時間は多少前後しても構わない。
一定のリズムを作る為、一日のスタート(起床)を同じ時間にしてみる。
「休日は寝ていたい」という人はオーバー2時間までOK!

 

「人影は分かるけど誰か分からない暗さ」にして「朝、太陽の光を気持ちよく浴びる」
私は真っ暗にして眠っていました。これが良いと思って。
でも真っ暗すぎたら不安が高まり、かえって睡眠の質が下がる人もいるとか。
逆に明るいのはメラトニンが分泌されず熟眠感が得られません。

大切なのは上から灯す灯り(豆電球)ではなく自然な光だそう。(「月明かり」ですね)
カーテンを少し開けて眠れば、
朝は自然と太陽光が射してきて良い目覚めに一役買ってくれます。
カーテンを開けるのが防犯上厳しい人はフットライトがオススメだそうです。

 

「運動は眠る2時間前までに」
風呂上がりにスクワットと腕立てしてました。
確かに目が冴えてましたね。これはやめます。

 

「入浴中に額から汗が流れたらアウト」
いっぱい汗をかけば代謝があがると思っていたのですが睡眠にはNGなんです。
身体がポカポカあったまる程度にします。

 

「眠る1時間前のリラックスタイム」
照明を夕焼け色にするのがオススメだそう。
私は眠る瞬間までPCかスマホを見てます。これやめます。ライトを暖色系にして、アロマ焚いて、ゆっくり過ごそうかな。

 

 

他にもまだまだありました。
「寝付きが良い人(布団の中に入ったらすぐ眠る人)が良い睡眠を取れているとは限らない」とか「短時間睡眠を続けると深い睡眠がとれるようになるかもしれないが、それが良い睡眠とは限らない」(巷に出ている「ショートスリーパーになる方法」などは眉唾もの)

いろんな人のパターンに当てはまるような事例がたくさんありました。

今日から早速実践してみます。

 

 

 

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